妊娠中のママへ
妊娠中は女性ホルモンが急激に増えることで、歯周病菌が増加して、唾液がネバネバしたり、歯茎が腫れたり、出血が見られたりと、不快な状態になる事があります。妊娠初期(0〜3ヶ月)は、つわりが酷く、歯ブラシを口にするのも大変な時期。無理をせず、1日の中で体調のいい時を見計って歯磨きをしましょう。ヘッドの小さい歯ブラシを使ったり、匂いや味などの刺激が少ない歯磨き粉を選ぶと、嘔吐感を避けやすくなります。それでも難しければ洗口液だけでも大丈夫です。
妊娠中期(4〜7ヶ月)は比較的安定した時期なので、歯科治療はこの時期に行うと良いと思います。ほとんどの治療が胎児に影響なく出来ます。何か悩みがある場合はこの時期に相談に行きましょう
妊娠後期(8〜10ヶ月)は、出産準備や日々の忙しさで、つい歯磨きが疎かになりがちだと思いますが、ママの口が不健康だと赤ちゃんにも虫歯菌をうつしてしまうリスクがあるため、オーラルケアを頑張りましょう。
2022年07月20日 16:46