日本は予防歯科の意識が低いかも!?
予防歯科先進国として知られているスウェーデンは、世界で最も虫歯や歯周病が少ない国といわれています。日本では「歯科は痛くなってから行くところ」というイメージがまだ強く、痛みが出た時には虫歯や歯周病が重度に進行してしまっている場合が多く、最終的に歯を失っているのが現状です。
スウェーデンでは「歯科は痛くなる前に行く」という予防歯科の考えが定着しています。
日本は予防歯科重視の国々に比べて定期検診やメンテナンスの受診率が低く、70歳の平均残存歯数においても大きな差が出ています
親知らずを除いた成人の歯の本数は28本ですから、スウェーデンでは、ほとんどの国民が70才になっても若い時とさほど変わらない歯の本数を維持していることになります。
健康に毎日の食事をおいしく味わうためには、平均20本の歯が必要と言われています。20本の歯を残せるかどうかで、将来のQOL(生活の質)に差が出てくるのです。
将来自分の歯でおいしく食事できるよう定期検診をお勧めします。
2023年07月14日 17:46