痛くない麻酔への取り組み
当院では、麻酔による痛みをできる限り軽減するために、以下の取り組みを行っています。
1. 表面麻酔の使用
麻酔の針を刺す前に、刺す箇所にテープ式の表面麻酔を使用しています。この処置により、針を刺す際の痛みを大幅に軽減できます。表面麻酔は非常に効果的です。
2. 極細の針を採用
注射針にはさまざまな太さがありますが、当院では痛みを最小限に抑えるために、33G(直径0.2㎜)という極細の針を採用しています。この細さが、痛みを軽減する大きなポイントとなっています。
3. ゆっくり麻酔薬を注入
麻酔による痛みは、針を刺す瞬間だけでなく、麻酔薬を注入する際の圧力でも感じられます。そのため、当院では麻酔薬を歯茎にゆっくりと注入し、圧力による痛みを抑えるよう努めています。
4. 麻酔を数回に分けて注入(下の奥歯の場合)
まず少量の麻酔を注入し、少し時間を置いてから追加で麻酔を行う方法を採用しています。このプロセスにより、麻酔注入時の痛みをさらに軽減できます。
患者さまに「歯医者は怖い」と感じさせないよう、痛みを和らげる麻酔を心がけています。歯科治療への不安を少しでも減らし、安心してご来院いただける環境作りを目指しています。
2024年12月22日 09:37