歯石取りの重要性
歯石とは、歯の表面や歯ぐきの周りに付着した歯垢(プラーク)が、唾液中のミネラルと反応して石のように硬くなったものです。ザラザラした歯石の表面には細菌がつきやすく、これが歯周病の大きな原因になります。
歯石をそのままにしておくと、歯ぐきが腫れたり出血したりする炎症が起き、やがて歯を支える骨が溶けてしまい、最悪の場合、歯を失ってしまうこともあります。
歯石取りの効果
-
歯周病の予防と改善
歯石やプラークが引き起こす歯ぐきの炎症は、歯周病に直結します。定期的に歯石を取り除くことで、歯ぐきの健康を守り、歯周病の進行を防ぐことができます。 -
口臭の予防
歯石に細菌が繁殖すると、ニオイの原因にもなります。歯石取りをすることで、口臭の改善が期待できます。 -
歯ぐきの引き締め効果
歯石を取り除いて炎症が治まると、歯ぐきが引き締まり、出血や腫れが軽減され、健康的な状態に戻ります。 -
虫歯のリスク低減
歯石やプラークがあると虫歯菌の温床になります。歯石取りと、正しいブラッシングを併用することで、虫歯予防の効果が高まります。
日々のセルフケアだけでは取りきれない歯石やプラークも、プロのケアでしっかり除去することが可能です。歯石取りだけのご来院も大歓迎です。お口の健康を守る第一歩として、ぜひお気軽にご相談ください。
2025年06月05日 18:13