歯垢と歯石の違いについて
歯垢(プラーク)と歯石。名前は似ていますが、その性質と対処法は大きく異なります。
歯垢は“やわらかい汚れ”
歯垢は、細菌とその代謝物が集まったやわらかいかたまりです。
1mgの歯垢には、1億個以上の細菌が存在するといわれています。
特に就寝中は唾液の働きが低下し、歯垢がたまりやすくなります。
毎日の丁寧な歯みがきで取り除くことが可能です。
歯石は“硬くなった汚れ”
歯垢をそのままにしておくと、数日〜1週間ほどで硬くなり、歯石となります。
歯石は歯ブラシでは落とせず、歯科医院で専用器具を用いて除去する必要があります。
どちらも歯周病の原因となります。
歯周病が進行すると歯を失う原因となるため、日々の歯みがきと定期的なメンテナンスが大切です。
- 歯垢は歯みがきで落とせます。
- 歯石は歯科医院での除去が必要です。
- 定期的なメンテナンスが健康な歯を守ります。
2025年09月05日 09:39