歯並びは遺伝するの?
子どもの容姿に「お母さん似」「お父さん似」があるように、歯並びもどちらかに似る可能性があります。上下の骨格のバランス、顎の大きさや骨の形、歯のサイズなどが似るためです。
親から子へ遺伝する歯並びとしては、出っ歯や受け口、叢生(歯が重なって生えている)などがあります。
では、親の歯並びがいいから子供の歯並びは心配ないかというと、そうではありません。
例えば、よくない生活習慣や普段何気なくしてしまっている癖が原因で歯並びを悪くしてしまうことがあります。
特に幼少期の生活習慣が影響すると言われています。
●下唇や爪を噛む
●指しゃぶり
●舌を前に出す
●口呼吸
●頬杖をつく
●うつ伏せ・横向きで寝る
●硬い物を食べない
●片方ばかりで物を噛んでいる
気になる癖が見受けられるときは、優しく繰り返し指摘してあげましょう。
また、本来の生えかわりの時期よりも早い時期に虫歯で乳歯を抜いてしまうと、永久歯が斜めに生えたり、ずれて生えたりしてしまいます。
乳歯はどうせ生え変わるからと、虫歯を放置しないようにしましょう。